UVカット化粧品入門
<SPF値は信用できるのか?>
 

「UVカット化粧品」に表示されている"SPF値"ですが、あなたはその意味を正しく理解していますか?
本当は "SPF値"より、塗り方や落とし方の方が問題なのをご存知ですか?

1996年、国民生活センターは、UVカット化粧品について「13銘柄中、12銘柄はほとんど効果がなかった」「消費者に誤解を与える過大な表示だ」と発表しました。現在もっとも頻繁に使用されているメトキシケイヒ酸オクチルという「紫外線吸収剤」が平成14年4月突然、配合量が2倍に引き上げられました。一部化粧品メーカーはSPF30〜50という商品をすすめていますが、アメリカではSPF表示を30+とすることを勧告し、オーストリアでは30+までに制限しています。また日本の有識者もSPF値を上げるための紫外線吸収剤の乱用を警告しています。今一度、"UVカット化粧品の問題点"と"安全なUV対策"について検討してみましょう。

予備知識

紫外線
UVと表す。
UV-B
波長が短く皮膚を強く傷める紫外線。主にシミの原因に。
UV-A
波長が長く強くはないが、長期間あたり続けるとシワの原因になる紫外線。
散乱剤
紫外線を散乱して防ぐ。毒性なし。
吸収剤
紫外線を吸収する薬品。毒性あり。
PA
UV−Aを防ぐ度合い。(+)(++)(+++)の3段階で示す。

SPF値とは?

SPFは" Sun太陽 Protection防止 Facter指数 "の略で「UV-Bに対する防御性」を示します。
現在は測定法が厳しくなったため以前より信用度が増しましたが、測定は各メーカーにまかされており、数パーセント程度は故意に誤差することも可能です。またユーザーが実際に使用する時は、メーカーの測定時のように正確に塗布し続けることは困難なので、実際の使用面からの正確さは期待できません。そういった事情からSPF値を鵜呑みにすることはできないのです。

右のグラフは皮膚に届く「紫外線の防御率」を示したものです。
何もつけない素肌が日焼けする時間に比べ、SPF2のUVカット製品を塗っていると、2倍の時間で同程度の日焼けをすることが分かります。同様にSPF5の時は5倍の時間がかかります。
しかし、この単純な比例関係はSPF値が10を越えると崩れはじめます。SPF30なら皮膚は30倍の照射時間に耐えられるはずですが、グラフから分かるように実際には100/(100-93)=14倍の時間しか耐えられません。極端に言えば、SPF10以上の製品は、いくらSPF値が大きくても防御率には「ほとんど差がない」ということです。

   ■はSPF値が比較的信用できる領域


SPF値の大きいUVカット化粧品は危険?

はい。危険です。
紫外線をカットするには、"顔料で紫外線を反射する"安全な「散乱法」と"化学薬品に紫外線を吸収させる"毒性を含む「吸収法」とがあります。

右表は「某日焼け止め乳液SPF50+)」の成分表ですが、紫の文字が「紫外線吸収剤」、緑の文字が「紫外線散乱剤」です。通常、多く含まれる成分ほど上方に表示されていますので、これは毒性のある「紫外線吸収剤」が多量に配合されていることを示しています。
SPF値の大きなUVカット化粧品のほとんどは、この2つの方法が併用されていますが、SPF値を上げるための有害な紫外線吸収剤の乱用が懸念されているのです。
紫外線の増加が国民の健康問題となっているオーストラリアでは
SPF値が30+以上の表示は認められていません。上記のグラフでも分かるように「30以上は意味がない」という事と「肌に負担をかけ過ぎる」ということがその理由です。日本では、現在のところ「某日焼け止め乳液(SPF50+)」のように、SPF値の制限はありません。

某日焼け止め用乳液
SPF50+の成分表

水、シクロメチコン、
メトキシケイヒ酸オクチル
BG,ジメチコン、
ポリメタクリル酸メチル、
トリメチルシロキシケイ酸、
パルミチン酸デキストリン
グルタチオン、
ミリスチン酸亜鉛、
グルコン酸亜鉛、
グリチルリチン酸二カリウム、
チオタウリン、クララエキス、
ジメチルコンコポリオール、
イソステアリン酸、
クオタニウム-18ヘクトライト、
エデト酸塩、
ジブチルヒドロキシトルエン、
フェノキシエタノール、
パラベン、香料、酸化亜鉛
酸化チタン

「吸収法」のUVカット化粧品は常用しない方が良いの?

常用しないで下さい。
UVカット化粧品は、汗や海水で落ちないように、また顔料を多く配合するために、ベースに「合成ポリマー系のクリームや乳液」を用いています。皮膚には「皮脂」という環境が大切ですが「合成ポリマー系のクリームや乳液」は、この環境を壊してしまいます。また「紫外線吸収剤」が、皮膚に悪影響を及ぼす恐れもあるため、常用は好ましくありません。
特に強い日差しや長時間日光にあたるのではなく、日常で紫外線を避ける時は、正しい良質のクリームと散乱法のUVカット化粧品を使いましょう。この場合、配合可能な顔料の上限は5%ぐらいですが、このタイプなら常用が可能です。

ゼノアのUV対策製品について

ゼノア化粧料の「UV対策製品」は危険なフェノール類の「紫外線吸収剤」を使用せず、紫外線を散乱させるという考え方で作られています。また、散乱効果をアップさせるために「UV対策製品」と「パウダー(粉おしろい)」を組み合わせる方法をおすすめしています。 

ゼノア化粧料の<UV対策製品と効果的な組み合わせ>

UVカット化粧品の安全な落とし方は?

お顔は特に要注意です。必ず無水型のコールドクリーム石けんで落として下さい。
UVカット化粧品は、汗や水で簡単に落ちないように作られています。落とす場合には、「水で洗い流せるタイプのクレンジングオイル」は使わず無水コールドクリームなどの良質の油分で溶かしてから石けんで洗い流して下さい。

》 ゼノア化粧料の「無水型コールドクリーム」

無水コールド NAN
無水コールド NAN
無水コールドクリーム
無水コールドクリーム
コールドクリームU-1
コールドクリームU-1

<水で洗い流せるクレンジングオイルとは>

水で簡単に洗い流せるクレンジングオイルは、特殊な油ではありません。
油の中に台所用洗剤よりも更に強力な洗浄力を持つ「合成洗剤をブレンドしただけのオイル」です。

油と水は混じりません。上下に振ってもすぐに水の上に油が浮きます。
油の付いた食器を洗うときにはどうしていますか?普通は水洗いだけでは落ちないので、洗剤を使いますね?
水を含ませたスポンジに洗剤を付けてお皿をこすると、油が水と混じり白っぽく乳化されて油汚れが簡単に落ちます。水で簡単に洗い流せるタイプのクレンジングオイルも同じです。オイルだけのように見えて実は洗剤がブレンドされている訳です。

強すぎる洗浄力と浸透力を持つクレンジングオイルを使うと結果として大切な皮膚のバリアゾーンに穴を開け、肌の中に貯めておかなくてはならない水分を蒸発させて、皮脂や水分を溜めることの出来ない「乾燥肌」を作ります。「乾燥肌」は老化を早めるの1番の原因になります。

更に、水で洗い流せるクレンジング剤中に含まれている合成洗剤の浸透力により、メイクを落としたつもりが、逆に肌に塗っているメイク用品やUVカット化粧品を皮膚の中に浸透させ、未来のシミやシワ、クスミ、の原因を作る環境ホルモンになります。皮膚に負担をかけない正しい方法で落として下さい。


まとめ<SPF値は信用できるのか?>

お肌を傷めず「安全にUV対策」するには

 ◆ SPF値を鵜呑みにしない
 ◆ 毒性の有る「紫外線吸収剤」を使ったUVカット製品は常用しない
 ◆ 日常の紫外線対策は「散乱法」によるUVカット製品を使う
 ◆ 落とす時は、水で洗い流せるタイプのクレンジングオイルでなく「コールドクリームと石けん」で落とす

ということが大切です。

UVカット化粧品入門<あなたの間違いだらけのUVケア>
UVカット化粧品入門<知らないとキケン!紫外線吸収剤について>
ゼノア化粧料の<UV対策製品と効果的な組み合わせ>


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